和歌山ソフトウエアコンテストでは、富士ゼロックス社の企業賞を獲得した。その日から数独への興味は極端に減衰した。
あれから4年が経過している。数独(ナンプレ)はますます盛んになり、時々電車の中や公園のベンチで熱心に解いている人も見かける。日本橋の電気街のホームレスは拾ってきた本を堆く積み上げてある。週間朝日や文芸春秋といった本も見受けられる。先日通ったときには、数独を解いているのには魂げた。場所は違っても私と同じ趣味傾向ではないか。
本屋さんの数独コーナーにもたくさんの数独本や数独雑誌が並ぶようになった。おばあさんがナンプレファンを買っていったとおもったら、今度はおじいさんがやってきた。「ボケ防止にやってますねん。」といっていたがそんなことはない。立派な趣味である。
これだけポピュラーな娯楽に発展させた鍛冶真起氏の功績はおおきい。