2014年4月21日月曜日

Ryuzen Macro Memorandam


 ナンプレ解析ソフト「龍涎」は、いろいろな機能を持つオブジェクト指向プログラムである。2006年に初期のversionがつくられ、年々機能の拡張がなされ、2014年現在の最新versionでは、膨大なmacro を有するプログラムになり、作者自身が把握しずらい状態になっている。

 新しいマクロを考えるにあたって、すでに同種のものが存在するのかどうかさえ、定かでない。困ったことである。一応メモ書きはあるものの、整理されていないため、あるのかどうか、あってもどこにあるのかがわからない。

これから少しずつ、思い出しながらソフトの全体像をマクロを中心としてまとめることとしよう。これは、マニアルではないから、私以外の人が見てもわかりづらいものに違いない。あくまでも私の備忘録(メモランダム)にすぎないので、たとえプログラムを書くのに精通した人でも簡単に読み解けるものではない筈だ。だから数独プログラムに興味がない人は見ない方がよいことをあらかじめ断わっておこう。

 「龍涎」プログラムは、言うなれば「ナンプレ分析ソフト」とか「数独診断ソフト」といった方がよいかも知れない。その機能、つまり何ができるかを大別分類すると次のような事だろうか。

               解法シミュレーション
問題をインプットしてしてやり、「Calculation」のコマンド・ボタンをクリックすると、一気呵成に解に関する情報、つまり最終解(Final answer)、などを計算する。

    格付け
 問題の難易度、やパターンの美しさを考慮した観点から問題の特性を解析し、DからA++までの範囲の格付けをおこなう。

    データベース検索
 一問に付き100項目を含む100冊の問題、ほぼ一万個の問題を内蔵している。また、検索機能マクロにより、各種統計検索が可能である。

    作問機能
 新しい問題の作成にあたり、同類の問題、パターンに合致する新問題を作成することができる。ワン・クリックでランダムに問題を何題でも作ることができる。