1. はじめに
ナンプレ本には、「目標時間」とか「標準時間」が問題ごとに添えてあるのがある。ワン・コイン・ブックに多いが、権威ある数独本や週刊誌・新聞の単発問題には殆んどない。
そもそも「目標時間」とはどういう意味なのか?
数独を解く場合、その人の現在もつレベルによって、問題によっていくつかの局面がある。
① 淀みなく、スラスラ解けた。
② すこし手こずったがうまく解けた。
③ 行き詰った所があったが、何とか解けた。
④ 四苦八苦して長時間かけて、なんとか解けた。
⑤ 途中で行き詰まり、自分の力の限界を感じ挫折した。
⑥ 全く歯がたたず、自力では永遠に無理だ!
本によっては「限界時間」という表現もある。
また、「目標時間」が無限大というわけのわからない記述のもある。
普通に解釈すれば、解けるのを前提としてその「目安」を与える時間であろう。
されば、各人の能力レベルによって当然 ① から ⑥ の状態が違ってくる。解く人によってその状態が決定できる。
目標時間は問題のレベルと同列に論じられるものである。
数独本に記載されている問題のレベル(例えば、★4とか”Medium”とか)は、実は「目標時間」そのものということができる。
その関係を明らかにするのが、このブログの狙いである。
to be continue
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